塩田千春展『魂がふるえる』を見て、音楽家視点での感想☆

〇日記〇
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2019.11.17

お久しぶりです☆

しばらく忙しくしていたのですが

その間に、美術館へ行ってきたので

そのことについて今日は書いていきたいと思います☆

FBで友人が行ってきたという投稿を見て

私も行ってみたくなり行ったのでした☆

期間
2019.6.20(木)~ 10.27(日)

立体はあまり好きではないのですが

とても緻密で

すごく正統派な作品だな

というのが私の感想でした。



塩田千春さんとは?

CHIHARU SHIOTA–塩田千春

↑こちらが公式サイトのようです。

塩田千春

以下引用(上記HPより)

塩田千春

1972年、大阪府生まれ。ベルリン在住。

生と死という人間の根源的な問題に向き合い、「生きることとは何か」、「存在とは何か」を探求しつつ、その場所やものに宿る記憶といった不在の中の存在感を糸で紡ぐ大規模なインスタレーションを中心に、立体、写真、映像など多様な手法を用いた作品を制作。

2008年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2015年には、第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館代表作家として選出される。

森美術館(2019年)、南オーストラリア美術館(2018年)、ヨークシャー彫刻公園(2018年)、K21-ノルトライン・ヴェストファーレン州立美術館(2016年)、高知県立美術館(2013年)、丸亀猪熊源一郎現代美術館(2012年)、国立国際美術館(大阪、2008年)を含む世界各地での個展のほか、シドニー・ビエンナーレ(2016年)、瀬戸内国際芸術祭(2010年)、キエフ国際現代美術ビエンナーレ(2012年)、横浜トリエンナーレ(2001年)などの国際展にも多数参加。

卵巣がんにかかり、闘病、再発

と、働き盛りの塩田さんにとってとてもつらい経験があってこその

これらの作品につながったのだと思いました。

入り口

入り口の天井はこのように

白い羽のようなものが展示されていました。



対照的に、会場の中では赤いものが展示されていることが多かったです。

立体(題名はひとつも覚えていない)

こちらは、人間を分解してみたという事でしょうか。

好き嫌いはさしおいても

わかりやすい作品です。



小さなものたち

こちらは、子供のころの思い出などを

小さく作って並べてみたものだそうです。

この並びを見ても

すごく規則的な作品が多いなと感じて

私にはないその細かさに、

頭が下がる思いで展示を見て回りました。( ´∀` )

メインはこちらでしょうか?

お舟が燃えていらっしゃる?

昔火事にあったと。

ここで、音楽科ではありえない相違点を見つけました

見え辛いですが

結び目が見えています。

他の場所でもそうだったのですが

いたるところに結び目があります、

それも含めて、作品なのだと思うし

それがよいか悪いかは

私にはわかりませんが

音楽では、なるべく現実は見せないように工夫し



そして

それがうまいほどに

よい演奏家

などと呼ばれたりするものだったりします。

※あくまで私の意見ですが。

なので、これだけの作品を規則的に作る人が

結び目を見える所につくってあるという事が

とても意外でなりませんでした。



文字がありました。

燃えた後ですね。

この椅子も、規則的に並べてあります。

ピアノが燃えているのはショッキングなものでした。

ドレスでした。

家の窓とかですかね

こちらも実際は結構なスペースがありました

旅行カバンが吊り下げてありました

今まで少し攻撃的な作品が多かったので

穏やかに揺れていて少しホッとしました。

十年くらい前に

若手、美術家として

深夜テレビで特集されていたのは

もしかした

塩田さんだったのかな?

この作品を見て

思い

偶然とはいえ

めぐり合いというのは

凄いなと思ったのでした。

芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞

を受けたのが、2008年ということなので

おそらく私がテレビで見た

チューブが中心であったの作品は

塩田さんのものかもしれません。

平面



彼女は癌を患っているそうで、何か命について

というか

死について

深く考えたのかなと思いました。



終わりに

私の妹は彫刻家なので

なんとなく思うのですが

自分の訴えを、欲求を

作品を作ることによって

落ち着けているのかな。と思います。

草間彌生さんにしてもそうですよね。

何かを退治するために

水玉を書いている。。。

私も、口ではうまく言い表せないことを

音に乗せて演奏しているところもあるので

表現者は、暖かく見守ってくれたらうれしいな。

そんな風に考えさせられた

展示でした。

塩田さん、これからも健康に活躍していってほしいと心から思います。

ではまた。

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