日本から遠く離れたキプロスをご存じでしょうか。
地図で見れば青森県ほどの大きさの小さな島でした。
わざわざ行くようなところでもない気がしていましたが、うちのパートナーはFXを生業としているため一度行きたいということで行ってきたら
私の方が魅力に取りつかれてしまい、今回記事にしてしまったくらいです(笑)
そんなキプロスをご紹介します。
ちなみに、現地の人は「サイプロス」といっていました。
キプロスというのは日本だけのような気もします(笑)
地中海の楽園としての魅力的な観光地
キプロスをはじめ、地中海に浮かぶ小さな島国は、その美しい自然環境、多様な文化、古代の歴史、そして温かい人々で知られています。
ホテルやレストラン、どこでも人々は温かく迎え入れてくれてもてなしてくれました。
観光地の岩場で、足元が整備されていない中、下に降りようとすると周りの人たちは助けてくれ、それはアジア人でも白人でも誰にでも隔たりなく行われていました。
ヨーロッパの人々が好んで行くといわれているほどの、海やビーチの綺麗さは、全米NO1ビーチにも引けを取らない素晴らしさでした!
地理と気候
キプロスは地中海に浮かぶ島国で、ギリシャ、トルコ、中東に近接しています。
地中海の温暖な気候が特徴で、年間を通じて穏やかな気温が楽しめますが、夏場は少し暑いです(笑)40度近くになりますが、朝晩は過ごしやすかったです!
冬も比較的温暖で、冷暖房を心配せずに訪れることができ、古代の歴史めぐりにも最適の気候だと思います。
自然の美
キプロスは自然愛好家にとっても夢の場所でしょう。
島の周囲には美しいビーチが点在し、画像加工のされていないクリスタルクリアな海水は泳ぐのに最適なだけでなく、インスタ映えにも最適で皆モデルのようにポーズをとり写真を撮っていました。
特にアヤ・ナパのビーチリゾートは、本当に素晴らしい場所でした。写真は無加工です。もうこれ以上の説明はいらないと思います(笑)。
また、キプロスには山岳地帯も広がっており、トロオドス山脈が特に有名で、ハイキングや自然散策を楽しみたい人にとっては、海もハイキングも楽しめる素晴らしい島だと思います。
文化と歴史
実はキプロスの歴史は古代ギリシャ、ローマ、ビザンティン、クルセーダー、オスマン帝国、イギリスなど、さまざまな文化に影響を受けています。
というものキプロスは、上記の帝国や国家に支配され植民地とされたり、領土とされたりした国だからです。
しかし今となってはこれらの歴史的要素が、多彩な遺跡と文化的な景観として現代に受け継がれています。
現在は植民地や支配とは違いEU加盟国として独立した国家として運営されています(そのため、キプロスの通貨はユーロです)。
主に金融と観光業で成り立っている国で、タックスヘイブンの国として、投資家の間では割と有名なようです。
現在は植民地ではありませんが、南北で分断されていて、北キプロスへも観光へ行くことができますが、キプロスのトルコ系住民が支配しているようです。
そのため、北キプロスでは通貨もトルコリラが使われていて、ユーロも使えますが手数料で倍の金額を取られる場合もあるとも聞きました。
北キプロスも遺跡や昔の街並みがたくさん残っており魅力的な街で、治安は悪くないようですが、色々と制約があるようです。
南キプロスの治安は、サンダルや財布をビーチに置きっぱなしにしても大丈夫なくらい治安が良かったです。
車もクラクションを鳴らす人もおらず、民度が高いなと思いました。
キプロスの名産6選
1.ホールミ(Halloumi): キプロスの誇るチーズ
キプロスの名物チーズであるホールミは、羊乳と山羊乳を主成分とし、独特のパリッとした食感が特徴です。
ホールミは高温で焼いても溶けず、サラダやグリル料理、サンドイッチにトッピングとして使われます。
キプロスのホールミは、世界中で高く評価されており、チーズ愛好家にはたまらない逸品です。
2.キプロスワイン(Cypriot Wine): 豊かなブドウ畑の宝石
キプロスの地中海性気候は、ブドウ栽培に理想的な土地のようで、紀元前2000年頃から造られており、クレオパトラも愛したほどだそうです。
このように古代からワインの生産地として知られ、現在もワイン愛好家には有名です。そして安いものだと3ユーロほどで1本のワインが買えます!とても安い!少しいいものでも数十ユーロです!
特に「コマンダリア」という名前の甘口ワインは、キプロスの伝統に基づいて製造され、クレオパトラはこれを愛したそうです。
キプロスワインは地元の食事との相性も抜群で、レストランではほぼ全員が頼んでいました。
3.キプロスのオリーブオイル(Cypriot Olive Oil): 地中海の恩恵
キプロスはオリーブの生産に適した土地のようで、高品質なオリーブオイルが名産品として知られています。そして安いので、自分や家族へのお土産にいくつか買いました!瓶の中にオリーブまで入っているものもあるのですよ★
キプロスのオリーブオイルは豊かな風味とヘルシーさが魅力で、サラダ、調理、ドレッシングに広く使用されています。どのレストランにも各テーブルに一つ「オリーブオイル」と「ビネガー」が置いてありました!
地中海料理を満喫するなら、キプロスのオリーブオイルは欠かせないアイテムでしょう。
4.ハリサ(Harissa): 風味豊かな調味料
ハリサはキプロスの伝統的な辛味調味料で、唐辛子、ニンニク、オリーブオイル、スパイスが混ざったペースト状の調味料です。
シチュー、グリル料理、サラダに加えて風味をプラスするために広く使用されています。
キプロス料理の辛さを楽しむなら、ハリサを試してみましょう。
5.キプロスのデザート(Cypriot Desserts): 甘美な締めくくり
キプロスのデザートには、シュガーシロップで甘くした「ルカヌコ」と呼ばれるドーナツのような菓子や、「カタイフィ」と呼ばれるクリスピーなペストリーなどがあります。
これは、メゼのデザートに出してくれるお店もありました。
6.メゼ(Meze):肉メゼと魚メゼは両方オススメ
「メゼ(Meze)」は、地中海地域や中東地域を中心に存在する、複数の小さな料理を一緒に提供する料理スタイルや料理のセットのことです。
キプロス料理を食べたい人は、このメゼを頼むことで一度にキプロス料理を味わうことができます!(2人前から注文できます)
しかし、量がとても多いので、気を付けてください(笑)
うちは、メゼを二人分とお肉料理を頼んだら「to much!!」と言われて、メゼだけにされました(笑)
しかし、大食いといわれる我が家が、そのメゼすら最後のメインのお肉を少し残してしまったほどの量が出てきました!!
その他
タラトール(Tzatziki): ギリシャやトルコなどでよく見られる、ヨーグルトをベースにしたキュウリとハーブのディップ。
ハムス(Hummus): 中東起源の、ひよこ豆をベースにしたペースト状のディップ。
キュプロスサラダ(Cypriot Salad): キュウリ、トマト、オリーブ、ホールミチーズなどを含むサラダ。
ケバブ(Kebab): 焼き肉のスティックで、羊肉、牛肉、魚介類などから作られることがあります。
ドルマ(Dolma): ブドウの葉やキャベツの葉で包まれたご飯や野菜の詰め物料理。これは不思議な味だけどおいしかったです!ぜひ一度食べてみてください!
ディップの種類がお店によっても違ったのが面白かったです!
観光名所
キプロスには数多くの観光名所があります。
リマソールやレフコシャ(ニコシア)、ラルナカなどの都市は、ショッピングやレストラン、ナイトライフを楽しみたい方にはうってつけです。
アヤ・ナパは海がきれいなだけでなく、パーティーや夜遊びの中心地として知られており、若い旅行者に特に人気です。ただし、その影響で夜中まで割とどこからか音楽が聞こえてきます(笑)
パフォスの考古遺跡や、古代の都市キュプロスの遺跡、美しいキプロスの修道院など、歴史愛好家ではなくても、とても魅力的な観光地であふれていました。
まとめ
キプロスはその美しい自然環境、文化的多様性、歴史的遺産、そして温かい人々と、沢山の魅力がつまった観光地です。
私はアヤナパに4泊してレンタカーで回りましたが
アヤナパからパフォスまでが遠いため、アヤナパ・パフォス・レフコシャ(ニコシア)に数泊ずつ泊まり、北キプロスも観光することをオススメします!
次の海外旅行は地中海の楽園と呼ばれるキプロスへ、旅行を検討してみてはいかがでしょうか。
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